百年前、百年後に登場してもおかしくない、唯一無二の世界観。ある書店さんに「現代の鳥獣戯画！」と言われましたが、まさにその通りです。
A unique view of the world that could appear 100 years ago or maybe100 years later. You can call it “Modern Choju-Giga”. Choju giga is a scroll of frolicking animals and humans without any words and stories.
ふんどし姿のサムライ、奇妙奇天烈な謎の生き物たち、そして猫。生きとし生けるものが生物間の境界を超え、時空を超えて躍動する！いつのまにかそのパワフルなまでのバカバカしさにやられ、可笑しさの果てに、いつの間にか元気が出ていたりもして。やがて、何も語らないのに感情が醸し出される上質のパントマイムのように、愛おしき千史ワールドの住人たちがあなたの心に沁み入ってくることでしょう。巻末から逆開きで、120コマのパラパラ漫画付き。
A wearing loincloth samurai, strange and bizarre mysterious creatures, and here is the cat. Any of them are living freely. You’ll struck by the powerful ridiculousness, and at the end of the laughter, they make you feel allright. Eventually, Chifumi’s beloved world will come into your heart as if you’ve watched a really good movie.
女子美短大卒。イラストの仕事がもらえるかも、とグラフィックデザイナーになる。仕事は嫌いではなかった→しかし、壊れる→ダメダメ人生を送る→2014年地元で個展を開催、次はいつになるかと遠い目をするも、ありがたい事に、以来次々と展示のお話をいただきこの本の出版にまで辿り着く。誠に感謝！第25回岡本太郎現代芸術賞展（TARO賞）特別賞受賞、2022年2月「第25回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館、2022年3月「しぼりだし」展（ねこおち発売記念）HIBARI BOOKS＆COFFEE、2022年5月「しぼりだし」展 東京妙案ギャラリー
この作品は、作者の伊藤千史が10数年間、毎日書き溜めた膨大な作品の中から、16篇を選んで収録したものです。説明文もない、右ページのほとんどが白紙（いえいえ、右下に秘密の仕掛けがあるんですけれどもね）、時々、唐突に挟み込まれている与謝蕪村の俳句…。読者の皆様にどのくらい意図したことが伝わるのか分からなかったけれど、コケ脅しとか、かっこつけとか、分かる人だけ分かればいいなどという気持ちではなく、ただひたすらこの本のあるべき姿を模索した結果、余分なものを排したこのような形になりました。蕪村さんの句は、二百年経ってもちっとも色褪せていません。たった17文字の中に長い長い物語があります。背景も説明もない伊藤千史の作品にも、同じように物語があります。勝手なお願いながら、読者の皆さんに、その物語をゆっくりと読み解いていただきたいと思っています。
◉静岡県
HIBARI BOOKS & COFFEE（静岡市）
吉見書店（静岡市）
RYUギャラリー（富士宮市）
フェイバリットブックスL（浜松市）
谷島屋浜松本店(浜松市）
谷島屋富士店（富士市）
谷島屋ららぽーと沼津店（沼津市）
あおい書店富士店（富士市）
長倉書店サントムーン柿田川店（三島市）
サガミヤ デュオ店（伊東市）
◉東京都
キャッツミャウブックス
ブックショップ無用之用
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YATO
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本屋旅の扉
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なタ書
